どて煮の作り方

 どて煮は、牛すじや豚モツを甘辛い味噌で煮込んだ名古屋の郷土料理です。下ごしらえが少し手間ですが、じっくり煮込むとおいしく仕上がります。以下は基本的な作り方です。

材料

  • 牛すじ肉または豚モツ：300g
  • こんにゃく：1枚
  • 味噌（赤味噌、八丁味噌など）：100g
  • みりん：大さじ3
  • 砂糖：大さじ2
  • 酒：大さじ3
  • 醤油：大さじ1
  • 生姜（スライス）：1片
  • 水：適量
  • 青ねぎ（飾り用）：適量

作り方

  1. 牛すじや豚モツの下処理 牛すじ肉や豚モツを水でよく洗い、鍋に入れてたっぷりの水を注ぎます。沸騰したら5～10分ほど茹でてアクを取ります。茹でたらザルに上げ、流水でしっかりと洗い、余分な脂肪や汚れを取り除きます。その後、食べやすい大きさに切ります。

  2. こんにゃくの下処理 こんにゃくを熱湯で茹で、臭みを取り除いた後、適当な大きさに手でちぎります。ちぎることで味が染み込みやすくなります。

  3. 煮込みの準備 鍋に牛すじ肉（または豚モツ）、こんにゃく、生姜スライス、水を入れ、弱火でコトコト煮込みます。途中で出てくるアクは丁寧に取り除きましょう。

  4. 味付け 牛すじが柔らかくなったら、味噌、みりん、砂糖、酒、醤油を加えます。弱火でさらに1～2時間ほど、肉がトロトロになるまで煮込みます。途中で水分が足りなくなったら、水を少しずつ加えて調整してください。

  5. 仕上げ 味が染み込み、全体がトロリとしたら火を止めます。器に盛り付けて、青ねぎを散らして完成です。

ポイント

  • 味噌は赤味噌や八丁味噌を使うと、どて煮特有の深い味わいが楽しめますが、合わせ味噌でもOKです。
  • 長時間煮込むことで、肉が柔らかくトロトロになります。



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